ニール

オールド・ルーキーのニールのレビュー・感想・評価

オールド・ルーキー(2002年製作の映画)
3.5
一度はマイナーリーグにいたものの、怪我で引退後、化学教師をしながら高校野球の監督をしていたおじさんが、歳をとった新人としてメジャーリーグデビューしたという実話を映画化した作品。

監督のジョン・リー・ハンコックは個人的に大好きな監督なので手放しで称賛してしまう(本作の鑑賞を持って本作以降の監督作品は恐らく全部観た。ハズレなしだと思う)

さてそんな個人的な思い入れはさておき、野球実話映画はやはり面白いのが多い。自分が野球が下手なくせに野球好きだからかもしれないが。


デニス・クエイドが夢を諦めなかった男を熱演。

高校野球監督時代のエピソードも遅い青春と、青春真っ只中の感じが両立していて良い。

父と息子、妻と夫といった構図で描かれる人間模様も色を添える。

遅すぎる挑戦はないと気づかされる元気の出る映画。
ニール

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