こぅ

フリーウェイ/連鎖犯罪 逃げられない女のこぅのレビュー・感想・評価

4.0
「タバコある?」

久々の再(DVDでは初)鑑賞。

映画数珠繋ぎ②/③
〜アマンダ・プラマー ブリタニー・マーフィ〜

こんなキレキレリース(20)は本作でしか拝めない‼︎
可愛くもカゲキが様にっているリースが魅力的で隠れた代表作の1つとしてファンならずとも一見して頂きたい‼︎

鬼才オリヴァー・ストーン製作総指揮、マシュー・ブライト監督が童話「赤ずきん」をベースに描くB級【クライム・アクション】。
劇伴担当は、ダニー・エルフマン。


薬漬けの継父ラリーと売春婦の母ラモーナ(アマンダ・プラマー)に育てられた不良娘バネッサ(リース・ウィザースプーン)は、両親が逮捕された事をきっかけに里子に出されることになる。
けれど、それを嫌がったバネッサは逃走、祖母の元に車で向かうことにする、、
しかし、途中で彼女の車が故障してしまった。
そこに現れたのが紳士的な男性ボブ(キーファー・サザーランド)。
彼は、親切にもバネッサを祖母の元に送り届けてくれるというのだが…。


童話らしくイラストによる少し不気味なテーマ曲のOPクレジットでは、キーファーの名前が先行するも明らかに主役は、リース。

序盤の売春婦ママ、ラモーナ役のアマンダ・プラマー(39)は、出番少ないながらも流石の存在感。

TVで流れるニュースが、展開の伏線提示。

おバカだが、普通に良い娘っぽいバネッサは、キレるとカゲキ。
殴ったり、打ったり、切ったりと、適度に血を見る〜
【ヒッ◯ャー】の二番煎じかと鷹を括っていると、まさか⁈の展開から俄然面白くなる、、
テンポ良く、各パートの時間配分も適度で飽きずに観れる脚本。
連続少女殺人鬼ボブ役、キーファーの変態怪演(容姿も)は最早ホラー的で見どころ。

ボブの妻役は、ブルック・シールズ(31)で、存在感だけは有り。

クライマックスは、誰もが望んでいた展開へ〜


結果オーライなリースのスマイルにホッとするエンディング。

狂犬リースと変態キーファー加点有り。


*注記
*まだ無名だった故ブリタニー・マーフィ(19)は、小さな役ながらもムショでバネッサと手を組む重要な役所、不良娘ロンダ役でインパクトを残した。
こぅ

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