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シェラ・デ・コブレの幽霊のCのネタバレレビュー・内容・結末

シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

これ探偵ナイトスクープでやってた、世界に2本しかフィルムがない怖すぎて公開中止になったヤツ!まさかアマプラで観れるなんて!(アマプラのあらすじのバックがクライマックスのシーンだったw)

1964年の白黒映画。美しい妻ヴィヴィアから「盲目の夫に死んだ母親から電話がかかって来る」「呪われてる」って言う依頼を受けた昼は建築家、夜は心霊調査員の男オライオンが幽霊退治に出向いたら母娘の確執だったて話。

シエラ・デ・コブレ(コブレ山)ででっち上げの幽霊の見せ物で稼いでいた母娘だったけど、自分のもとから逃げて玉の輿に乗った娘を探し出して渡米、家政婦として屋敷に入り込み、娘の夫に死んだ母親に呪われてると思い込ませて不動産を売らせ、左うちわでウッハウハ計画を立てるも、真相を娘にバラされ、警察に行くよう促される母親。

警察なんて真平ごめんの母親が、オライオンを殺害しようとナイフを振り上げたらシエラ・デ・コブレの油絵から幽霊が現れて母親を操り、自分にナイフを突き刺させる。

娘「んマ゛ーマ゛ーーー!!」
ドアップでもの凄いダミ声で絶叫、からの
「…警察までお願いします(スンッ…)」
の流れが秀逸。切り替え早すぎて爆笑。てかママの様子を見に行けよ。

その後、ヴィヴィアは乗り込んだ車を急発進させて海にダイブ。でもそこはちょっとした高台で下は砂浜。波打ち際に転がってる車。ただ見ているオライオン。いや助けに行けよ。

死んでなおさら貪欲になった母親に連れて行かれたとか、真実に向き合う準備が出来たんだとか何とか、家政婦に向かってその場で見てきたように解説するオライオン。いや助けに行けよ。

そこに明日市議会に出てくれと言っていた仕事仲間がやって来て、そうする事にするオライオン。家政婦が彼を朝食に誘ってジ・エンド。いや助けに行けよ。まだ息があるって2人とも。あと盲目の夫どこ行った。オライオンちに置いてけぼりか。助けてやれよ?
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