Inagaquilala

太陽が知っているのInagaquilalaのレビュー・感想・評価

太陽が知っている(1968年製作の映画)
3.5
かつて実生活でも恋人同士であったアラン・ドロンとロミー・シュナイダーが競演。南仏サン=トロペの別荘でアンニュイな愛の日々を送るふたりのもとに、モーリス・ロネと娘のジェーン・バーキンがやって来る。ロネとシュナイダーはかつて愛人関係にあり、ドロンは18歳のバーキンに秋波を送る。ドラマは当然もつれ、ドロンとロネは「太陽がいっぱい」と同じクライマックスに向かう。原題は「La Piscine」で、プールを意味する。冒頭からドロンとシュナイダーのプールでの熱い抱擁シーンから始まり、やがてこのプールがドラマのキーポイントにもなる。ドロンもシュナイダーもロネも見事にこの南仏を舞台にした物語にハマっている。なかでも若かりしジェーン・バーキンは不思議な存在感を放っている。
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