Inagaquilala

カオス・ウォーキングのInagaquilalaのレビュー・感想・評価

カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)
3.4
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のダグ・リーマン監督の作品だけに期待は大きかったが、西暦2257年を舞台にしたSF作品、ストーリーにいまひとつ入り込めなかった。「ノイズ」をめぐるエピソードがあまりにも複雑すぎて、そのメカニズムがよく理解できないままドラマが進んでしまった。男性しか生き残らなかった惑星に墜落した宇宙船から女性の生存者が現れるという設定で、ラブロマンスの要素も織り込まれているが、そちらの方向に持っていく必要が果たしてあったか。結局、どっちつかずの物語になっており、文字通り「カオス・ウォーキンング」であった。原作があるので、その辺の縛りもあったのだろうか。
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