ジャン・ギャバンの観る
監督 マルセル・カルネ
口の上手さで女性手玉に取る調教
師とギャバン演じる誠実な労働者
が一人の女性巡っての争いからの
トラブルに至る過去をギャバンが
アパートの一室で回想する話
ギャバンも調教師の挑発に乗って
理性を失った感じで私がイメージする
フランス人像は調教師だったりするの
で邦画でこの関係ならしっくり来るけ
とフランス映画だとギャバン落ち着けよ
と言いたくもなる
35歳ギャバンがそこまで純粋な男に
見えないのでキャラを少し変えた方が
面白そうな気も
二人が取り合う女性フランソワーズの
気持ちも行動もどちらの男かイマイチ曖昧。
彼女を巡っての男の嫉妬合戦なのでそこは
どちらでも良いよという事ですかね
「誰でも嘘は付くでしょ」とギャバンに
向かいさらっと口にしてる
調教師の元情婦のアルレッティの方が印象
強いですが彼女は彼女でギャバンとたまに
関係持ってる
どういう四角関係かさすがフランス
そんな訳で感情的にはもう一つ入れずでし
たけど最期まで純粋なギャバンでした