広島カップ

狼たちの処刑台の広島カップのレビュー・感想・評価

狼たちの処刑台(2009年製作の映画)
3.0
年金暮らしの爺ちゃん(マイケル・ケイン)が普段から素行の悪い街のチンピラ達に親友を殺された事に端を発して怒り心頭、もう警察なんか当てにはできないと単身奴らに復讐を企てる物語。

威勢はいいがヤクでフラフラになった兄ちゃん達対トシでヨボヨボの爺ちゃんという構図。
しかもこの爺ちゃんは警察官のピンチも救ったりもして大活躍。
元海兵隊にいたとはいえ爺ちゃんはもう速くは走れないし頭の回転も年相応の速さ、ただし銃器だけは昔取った杵柄で早撃ちができてしまう。
頭の悪いチンピラ達のエラーにも救われて対等にやれている感じがします。
冷静に観るとこんな不利な戦いをする爺ちゃんをそれなりに格好よく見せてしまう、マイケル・ケインの芸の幅広さを感じます。
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