髙橋佑弥

ユー・アー・ノット・アイの髙橋佑弥のレビュー・感想・評価

ユー・アー・ノット・アイ(1980年製作の映画)
3.5
J=M・ストローブ絶賛作。精神病院脱走妹の帰還。変テコ映画。延々歩き通し場面が続いたと思ったら、大して遠くに行ってなかったりする…謎の位置関係/距離演出。フェンス婆さん二人のショット、そんなにいる!??撮影がジャームッシュ。面白い。

かなり純度の高い"家の映画"でもある。見続けていた印象のすべて…ジャンルすら覆す最終局面の腕力展開に唖然しつつも、依然として語り口自体は微動だにしていないのが最高。正直ロジックは謎だが、感動的ですらある。

2020/05/08
髙橋佑弥

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