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裏切りのサーカスのshupetteのレビュー・感想・評価

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)
3.4
お気付きの方ももういらっしゃると思いますが、わたしのfilmarksのレビューって日記なんですよ。
filmarksを始めてから、観た映画を観た順に、備忘録的な感じで書いてます。filmarksを始める前に観た映画のことは書きませんし、観た映画をただただ順に書いてるだけ。どうやらわたし、自分が思ってる以上に老化が進んでて、観た映画とか内容とかすぐ忘れちゃうんです。それを避けるためにやってます。

閑話休題。

『裏切りのサーカス』は、以前劇場で観たのですが、今回BSプレミアムシネマでやってたのを録画して観て、「あれ?わたしこの映画観てるとき寝てた?!」って思うくらい、何も覚えてなかったし理解してなかったです。この映画、映画を見慣れてない人や想像力の足りない人、注意力散漫の人には向いてないです。時代が行ったり来たりするし、映画やドラマにありがちな「説明口調の台詞」が全くないから。

恥を忍んで言いますが、録画してる映画だし、ひとりで観てるし、と思って、わたしはわからないと思ったら一時停止したり巻き戻ししたりして、今回は鑑賞しました。やっと意味がわかったのでよかったです。

今をときめくトム・ハーディや、ベネディクト・カンバーバッチが出てるし、本当に錚々たるメンバーのすごい映画です。ただ、わかりにくいけど。

彼が、この映画のいいところとして、事情があって教師として隠匿生活を送るハゲ(わたしこの人好き!)と、いじめられっ子のデブの男の子の会話をあげていました。

ハゲの先生「何が得意だ?」
デブのいじめられっ子「何も」
ハゲの先生「優れた観察者だろ 孤独な者の才能さ」

ってやつ。確かにしびれますね。

この映画でわたしがいいなぁと思ったのは、ゲイやバイをごく自然に存在させていたところです。
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