夢の中の映画の様な、夢と幻影が交差する、ハッキリとした夢。
だから怖い。
ハッキリとした現実の様な“夢”を見せられる。
クライマックスは、悪夢へと飛躍するスリラーとなり、盛り上げる。
ただ、屋上のラストが、どうにも混迷していて、整理が付かなかった。
なので、かつて観たトム版は、巧く行っていたのか?
それでも女優二人の見事な行ったり来たりがあって、切ないラブストーリー感は満々で、それだけでも、圧倒的な感情を遺す名編。
リメイクしたいほどにイイ。
こんなにイイモノだったのか・・・
永遠の謎、
自分は目を覚ましているのか、いないのか?
それを知ったら「耐えられんぞ」・・・
を体感できる。凄い体験、でした。