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静かなる男のmasatのレビュー・感想・評価

静かなる男(1952年製作の映画)
2.5
“リオ・グランデ”に続き、気丈なる女モーリン・オハラ。その硬く強い鉄壁の心を溶かす西部の男のブチュー!力強いキス、再び。融通の効かない彼女のその赤毛を含め、異性に対抗し、そして最愛なる瞬間を生み出すには、女性はこうでなくてはならない、とその繊細さにうっとりする。気が強い自分の表し方、チャーミングである。
そして、そう、ジョン・ウェインの様に、お尻を叩いてやりゃ、例えモーリン・オハラだろうと、女はみんな微笑み返すのだ!(この時代は・・・)

ア・ヤンキー・イン・アイルランド。
都会からやってきたシティボーイと、その土地でのギャップを描いたラブ・コメであった。
撮影賞に輝いただけのことはあるテクニカラーな彩度の強い色彩と、広大で荒涼とした風景がイイ。
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