一度観てた…。
なので改めてのレビュー。
本作品、1978年イギリス産の古い映画なのだが、何とも面白い。
恐怖映画の一級品では無いだろうか。
当時流行していたオカルト系のストーリーではあるが、受け狙いの映像表現・絶叫型では無く、出演者の演技力を軸に置いた、トーンをあくまで渋く知的な作品になっている。
リチャードバートンの眼力が強印象に残る大人版【オーメン】的映画に思える。
実際【オーメン】にも出ている精神科医を演じるリーレミックも美しい。
公開当時は酷評されていたようだが、長い年月が経って鑑賞すると、何故だか解らない深い面白さを感じる…そんな作品だ。