ゴン吉

トランザム7000 PART 3のゴン吉のレビュー・感想・評価

トランザム7000 PART 3(1983年製作の映画)
4.0
スポーティーカー・トランザム7000とパトカーの追走劇を描いたカーアクションシリーズの第三弾。
ジャッキー・グリーソン主演、ジェリー・リード、ポール・ウィリアムズ、パット・マコーミックらが共演。  

ジャスティス保安官(ジャッキー・グリーソン)は、大金持ちのイーノス親子と、走る広告塔としてサメのオブジェをパトカーの屋根に載せて、マイアミからテキサスのオースチンにあるイーノス牧場に翌日の午後5時までに到着すれば、25万ドルの金を支払うという賭けに、保安官のバッチをかけて挑むことになる。
ジャスティス保安官は、息子とともにパトカーでテキサスを目指す。
しかし、イーノス親子に雇われたスノーマン(ジェリー・リード)がトランザムでサメのオブジェを奪いに来る。
ジャスティス親子はスノーマンを宿敵バンディットと勘違いして追跡を始めるのだが………  

オープニングは「有名な保安官がいた さほど遠くない昔 私たちの銀河系に」で始まり、「パットン大戦車軍団」(1970年)のオープニングのパロディ・シーンが続きます。
渋滞、タイヤのパンク、橋の工事、爆弾を使ったイーノス親子による様々な妨害を受けながらも、ジャスティス保安官は奪われたサメのオブジェを載せたトランザムを追走する。
さらにガス欠や白人至上主義団体KKKとの遭遇、タンクローリーとの激突、さらには婦人警官に駐車違反等でパトカーがレッカー移動されそうになるなどのトラブルが発生。
シリーズお決まりのパトカーがボロボロになっていきます。
スノーマンの相棒・ワンコのフレッドには彼女のフリードが登場し、今回は早々に退場するのが残念。
お決まりのトランザムの助手席には、中古車屋の宣伝ガールをやめて飛び出してきたカウガール姿の女性が座ります。
彼女はエクストラ・ラージのチーズバーガーが大好物です。
本作では保安官にも女性の相棒ができるのが見どころです。
バンディエットのふりをしたスノーマンと保安官によるアメリカンユーモアが詰まったドタバタ追走劇が楽しめます。  

2022.3 BS・TBSで鑑賞(吹替)
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