あとで調べたことによると、パシューはホゼスターン州(イラン・イラク戦争(湾岸戦争)でイラクが爆撃をしているところ)からトラックの荷台に飛び乗り、北西のカスピ地方までいく。約7−800キロは行ったと察する。 これも後で調べたところ彼の話している言葉はホゼスターン アラブ語であって、会話では分かり合えないギラン語を話す地域まできたわけだ。イランの中でも方言があるから言葉レベルでは全く通じないんだなということがわかる。でも、ペルシア語を学校で学習するらしいので、学校に通っている子供達にはそれが共通語となるわけだ。We are all the children of Iran in the Persian language. この言葉はシャー以降イランがモスリム色濃く全体主義になった証拠。でもこの映画ではパシューがペルシャ語を上手に読むので人望を集めていく。