誤報だった連続殺人事件のスクープがそのまま現実として展開されるサスペンス作品。
序盤はコメディテイストで何気に笑える。
しっかり確証も無いまま取り上げた事件のネタが実は勘違いだったという。
引くに引けないまま…という、この辺りが面白い。
しかし猟奇的な連続殺人事件というベースがあるのに笑っていいものかという不思議な感情的に陥るんですよね。
まぁこれが韓国映画らしいところなんですけど。
そしてラストがどれもこれもスッキリしない終わり方。
これでいいのか?とは思うし、この後の展開を想像する分には面白いかな。
テレビ局の局長のセリフ「真実はニュースを見た視聴者が判断するもの」的なやつはゾッとしました。
でもこれが現実でしょうね。
どこでどう真実をゆがめられてるかなんて見る側は知る由もないから。