追悼ジュリアン・サンズその3。これ観たこと無かったです。ポール・シュレイダー監督作で主演はデニス・ホッパー。ジュリアン・サンズはデニス・ホッパー演じる探偵ラブクラフトの敵、フィンを演じております。センスの無い邦題なのでチープな作品だったら嫌だな、と思いましたがそれ程ではなかったです。原題は『Witch Hount』(魔女狩り)です。話しの内容の割にちょっとテンポが緩やかで、中だるみする感じがあり…。ラブクラフトとという名前を使うからには何かおどろおどろしいものを期待したのですが特にそんな事もなく…。色々惜しいのです。最後のフィンとの対決も技術的にお粗末で呆気ないほど簡単にケリがつくのも面白さに欠けておりました。『コイツが諸悪の根源！』と扇動されて無辜の命が奪われていくんですよね。
