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フランス軍中尉の女のeop421のレビュー・感想・評価

フランス軍中尉の女(1981年製作の映画)
2.0
ジェレミー・アイアンズが出演しているので観たいな、と思いつつ…。でも相手役があまり好きではないメリル・ストリープなので手が出ず…。ケン・ラッセルの『クライム・オブ・パッション』でボビーが車中で読んでいた本がこの原作でして、俄然興味が湧いたのでした。なんでこの本読んでるんだ?と。理由が判るかな、と思い観てみることにしました。原作の映画を撮影している現代と、原作の世界の劇中劇という面白い設定。メインキャストである男女が現実でも出来てしまうのですが、その恋の行方も追うという2本立て構造です。悲劇のヒロインぶっているアタオカ女子のサラ。そんな女に惚れてしまい人生狂わされるチャールズが可哀想…。現実世界はともかく原作のサラが可怪しいのでイラつきます。作者の意図が読めません…。メリル・ストリープの演技は素晴らしいのだろうと思うのですが、やはり好きになれないなぁ、と改めて思ったのでした。
ボビーがこの本を読んでいた理由?判りませんでした…。
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