DanyangQifu

ベン・ハーのDanyangQifuのネタバレレビュー・内容・結末

ベン・ハー(1959年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

メッサーラ!
叫びたくなります(笑)

原題の副題は「キリストの物語」というもので、原作を読むとかなりキリスト教の世界観が濃厚に描かれています。
映画の方では時間の関係上オミットした内容も多く、その点は残念ですが、その点、かなり綺麗にまとまったものとなっています。
やはり有名なシーンとしては、戦車競争のシーンでしょう。実際の競技場を作成し、戦車戦を行ったそうです。今ではCGで描いてしまう点も、この時代だからこそ出来た点でしょう。また役者も熱を帯び、本当に試合が行われていることも、魅力の一つだと思います。
ちなみにこの戦車、中国とローマでどちらが早くに戦車という概念を考え出したか、未だに議論されています(笑)ただし、構造が全く違うので両方で発生したような形ではありますが。

ベン・ハーはゆく先々でイエスキリストに助けられるのですが、彼の顔は一切出てきません。またライ病にかかった母親と妹を助けるために、イエスキリストに助けを求めに行くところも、イエスキリストの顔は出てきません。これが全くもって不思議な、少し次元の違う人であることが印象的に感じました。

昔に見た記憶を頼りに、酔っぱらいながらレビューを書いているため、もう一度見直し、レビューをし直したいと思います。とりあえず、ふと思い出したことを書きとめ。