【不思議惑星に異論なし】
134分後あなたは必ずやりたくなる
『クー』。
街中でクーってやって一緒に反応してくれる人がいたら絶対友達になった方がいい。
今度誰かやりましょ!
ここで、このレビューは放置して、他の方のレビューをすこし読んでみてください。
必ずどのレビューにもキーワード『クー!』が書かれていることでしょう…笑
それほど、強い魅力を持つ単語『クー』。
知っておくべきことこれな↓
キュー:表現可能な罵倒語
クー:それ以外の言葉全部
あらすじ↓
モスクワ。家に帰ってくるなり妻に買い物を頼まれたマシコフ。街に出るとバイオリンを持つ青年に『あそこに自分を異星人だというやつがいる』と助けを求められる。2人がそいつに話しかけ、持っている謎のボタンを押した時2人は知らない惑星にいて……
カルト的な人気を誇るSF映画ってのも納得。
SFは個人的に苦手な分野だけど、これは面白かった。
1986年作品にしては映像がクリアだし、作り込まれた世界観と設定が素晴らしかった。
この世界ではマッチが1番重要な価値があるってのでまず笑える。というかマッチに対する執着がやばいw
主人公がタバコ吸うためにマッチ一本無駄にするとこで超がっかりする2人の顔がクソ笑えたりw
それなのに、この星には厳格なヒエラルキー制度があったり、なんかへんな枠の中じゃないと演技ができないとかいう表現制限があったり、なかなかどうして社会問題を上手く入れてきていて侮れない。
最後の終わり方もちょっと切なくて…
あー映画館で見たかったなぁこれ。
そんで見た人全員で『クー』やりたかった(´Д` )
惜しいことしたぜ。
2017.7.16