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天使の入江のcollinaのレビュー・感想・評価

天使の入江(1963年製作の映画)
4.7
オープニングからたまらないじゃないか。
モローから遠ざかるカメラと、ルグラン。
最高すぎるよ。あの時点で鳥肌たってた。

ドゥミ好きだよ。ジャンヌモローのファムファタールには思いっきりやられてしまう。
ドゥミの脚本とラウルクタールのカメラなのか、ジャンヌモローの魅力なのか、
すべてが融合して、モローの美しさがスクリーン上に映えわたってる。

本当に、どうしようもない女なんですけどね。
ギャンブル中毒で。
それがまた魅力的。

サングラスとって振り向くモローはもう、美しすぎて。

途中で、黒と白が入れ替わってるのもおもしろいですね。

久しぶりにオープニングで鳥肌たったし、ルグランのスコアが好きすぎる。
突然かかるのにはびっくりしたけども。

余談ですが、コスタガヴラス(Zの監督)がエンドロールに出てきてびっくりしました。
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