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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のcollinaのレビュー・感想・評価

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「ピエロギ」「ゴウォンプキ」で笑ってしまって、周りの人に恐らく怪訝な目で見られただろう。ポーランド人に笑いのツボが近づきつつあるのか。

久々に映画館に行ったために普通に楽しみ、やっぱりニフラーとピケットは癒しだなあ、スキャマンダー兄弟もかわいいなあとか思っていたら、2時間が終わり、十分に満足したが、個人的には2作目のダークさからの展開を期待していたために、物足りなさは残った。

今作の時間設定はおそらく1920年代後半から30年代で、やっぱりドイツが舞台になるのかと思って眺めていた。ニュートたちはあちこちを移動し、舞台は一定ではないが、グリンデルバルドへの権力移譲過程は、20年代後半から30年代にかけてのドイツ史、かつヨーロッパ史を踏まえているのだろう。

とはいえつらつらとあれこれ言っているが、やっぱり呪文のぶつかり合いには興奮するし、ハリーポッターへの目くばせがあれば、隣で見ていた母親に嬉々として語ってしまう面倒な人間であり、私も現金なものである。
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