あいつも不快。
こいつも不快。
やっぱり不快。
終盤になればなるほどマルコヴィッチが不憫で仕方なくなる謎の映画。子どもの落書きのような独特な空間構成によって、雰囲気を楽しむ映画という悪臭を全力で放出している。
基本的には愛憎劇。ヒロインであるマキシンが序盤は観客のヘイトを一身に集めているのだが、気がついたら全方位不快キャラクターに囲まれている。この不快感を楽しめない方には正直この映画は不向き。
それにしても全員マルコヴィッチの顔なのはかなりのホラー映像。あの丸ハゲが今も脳裏に焼き付いているのだ。露出の多いドレス着たグラマラス体型にマルコヴィッチの顔が乗ってるのはクソコラにしか見えない。
そもそも7と1/2階ってなんだったんだ…