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闇のバイブル 聖少女の詩のShoMのレビュー・感想・評価

闇のバイブル 聖少女の詩(1969年製作の映画)
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東欧風「不思議の国のアリス」。しかし邦題が訳わからん……。
少女から大人に変わる狭間をシュルレアリスティックに描く。花弁に血が滴る描写がそのまま過ぎてわかり易い。

大人に変わることの醜さや恐怖は「吸血鬼」として描かれる。主人公のヴァレリーは憧れも抱いているので、吸血鬼になる人物は父や祖母と身近な人物。

あんまり小難しいことは考えずに、美しい幻想的な映像に没入した方が良いかも。
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