つるみん

僕の彼女はどこ?のつるみんのレビュー・感想・評価

僕の彼女はどこ?(1952年製作の映画)
4.0
「お金は大切」という言葉があれば「お金じゃ人は幸せになれない」という言葉もある。恐らくこの2つの言葉は説明不足なのでしょう。「お金は大事、しかし使い方によっては幸せにはなれない」この作品を観た後は誰もがそう思うはずです。

内容は、
余命僅かな大富豪のお爺さんはかつて自分を振った女性に遺産を相続させようとするのだが亡くなっていたため、彼女の家族に相続しようとする前に下宿人としてその家族の家に潜り込みしにいくのだが……。

コメディ調であるがメロドラマの巨匠の味を忘れずテンポの良いストーリーに加え強いメッセージ性に心を打たれた。
前述した通り本作では人間の欲から学ぶお金の大切さをじっくり描いている。

フランク・キャプラ、プレストン・スタージェス、ダグラス・サークなどなどこの時代は凄いものだ。
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