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バイ・ジュン さらば愛しき人のIPPOのレビュー・感想・評価

3.0
タイトルの重たげな印象に反して青春グラフィティ。隠れた良作と評されている本作を遂に鑑賞。
確実に『トレインスポッティング』の影響を受けているであろう一作。韓国版トレインスポッティングとして良く出来ました!なのか、韓国でこれをやっちゃダメよ!なのか判断に迷う一作笑。でも98年当時の韓国映画界でこの作風を放ったのは評価に値するのかな。

高校卒業を目前に死んだジュン。誰よりもクールでセンスの良かったジュンに憧れ、彼とつるんでいたトギ(ユ・ジテ)と、チェヨン(キム・ハヌル)。ジュンの死を乗り越えられぬまま付かず離れず21歳になった2人のザ「セックス・ドラッグ・アルコール」な日常が描かれる。

ストーリーにツッコミどころが満載。スタイリッシュさが安っぽくて残念なんだよなぁ…予算のせいだろうけど。キム・ハヌルがまだハタチ!彼女の映画初出演作品としても注目あれ。若い時のキム・ハヌルって松井珠理奈に似てるよね。

まぁトータルでは頑張ったで賞。
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