「ヴィーガンズ·ハム」が好きなので、こちらも嫌いじゃなかったです。
まず、マッツの髪型にドン引きで、笑った。まるでRGの細川たかし。しかもずっと汗だくの額。こんなキモいマッツ、ファンはアリなんだろうか?私は面白かったけど…。そして、相方君は「特捜部Q」シリーズのカール。ヴィーガンズより、ハートフルでした。グロシーンは無しのコメディでサクッと観れて楽しい。
嫌われ者のスヴェンと訳アリ薬中のビャンは、店主の横暴な態度にキレて、2人で店を開店した。ある日、スヴェンが誤って電気工を冷凍庫に閉じ込めてしまい、翌朝死体を発見。そこに前の店主が食事会用に買い物に来て、スヴェンは右足をマリネにして売ってしまう。食事会で食べた人達が買いに来て、大ヒットしてしまう。
ネタバレ↓
スヴェンは、自分が人気者になった気分で、この人気を失いたくないと次々、不動産屋や妻まで殺します。ビャンもそれを黙認してしまう。
一方、ビャンの植物状態だった双子の弟アイギルが目を覚まし、ビャンを訪ねて来ます。7年前、アイギルが運転する車で事故を起こし、ビャンは両親と愛する家族を失った為、アイギルを許せずにいた。
元店主は、かつて妻の肉を食べた事のあると言う男から、あの店の肉は妻と同じ味がすると聞く。
スヴェンは、ビャンを訪ねて来た恋人のアスレッドとアイギルを冷蔵庫に閉じ込めます。2人は、危機一髪の所でに救出された。怒ったビャンにスヴェンは逃げ出した。
ビャンはスヴェンのマリネ液が美味しい事に気付き鶏肉で、作り始める。そしてそこに元店主が食品局を連れて来るが、店には人肉は無い。
皆を虜にしていたのは、スヴェンのマリネ液だったので、2人は店を続け、アイギルとアストレッドも一緒に海で幸せそうにはしゃぐのだった。
人肉のマリネの名前は、チッキーウィッキー。可愛いネーミング。そして、ビャンの顔色を伺いながら、人を殺し、人肉マリネを作り続けるスヴェンが、なんか可愛い。怒られそうになると隠れます。マッツの観た目がキモいと思ったけど、慣れたら可愛い。ブラックな所が薄いので私は「ヴィーガンズハム」の方が好きだけど、これは、これで楽しめました。ただ、驚く様な展開は無かったです。