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ナチスに挑んだ女のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

ナチスに挑んだ女(1944年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原題:Mademoislle Fifi
原題マドモアゼル フィフィって何故?
本編中でフィフィと呼ばれているのはプロシア人のアイラック中尉だよ。プロシアに抵抗したフランス人女性はエリザベスだし。

邦題:ナチスに挑んだ女って何故?1870年当時のプロシアはドイツの一部ではあった。
が!ナチスは台頭しておらず影も形も無いからね。ナチスには挑んでないよね。

ジャンヌ・ダルクを思い出せ!愛国心と誇りは失うことなかれ!ってことが言いたいんかな。と思った。

1870年。普仏戦争(プロシアvsフランス)
いつの時代も支配する側と支配される側がいる。

プロシア占領下のフランスのクレアヴィルでの話。
「鐘を鳴らせ」という命令に従わないモラン神父の意図は「プロシアには屈しない」という抗議。

ジャンヌ・ダルク(1431年5月30日/フランスに命を捧げルーアンの地に没す)の像にひれ伏し祈りを捧げる1人の神父。
ルーアンから乗り合い馬車でクレアヴィルへ向かう。
乗り合わせたのは、金持ち、商人、革命家、神父らに加えて洗濯女エリザベスら。

中継点のトーツに到着。
プロシア人のアイラック中尉の命令でトーツに足止め。
エリザベスが食事を共にすることを拒んでいるからか。
いつまでも此処に足止めされているわけにはいかないと考え始めた面々は、エリザベスに「信念を曲げる必要はないんだ。ただ形式的に中尉と食事するだけだ。そうすれば皆が旅立てる」と説得する。

エリザベスはアイラック中尉と共に過ごす。無理矢理歌わされるエリザベス。中尉の要求は食事だけでは済まなかった。今後は愛国心を捨ててプロシアに従うように命令されて解放される。

ようやくトーツから出発できるが、途中までアイラック中尉も同行する。

クレアヴィル。
エリザベスと神父は目的地に到着。
他の面々はイギリスへ。
革命家がクレアヴィルで途中下車し、エリザベスに謝罪する。

何としてでも鐘を鳴らしたいプロシアに対して、新任の神父も革命家も抵抗する決意でいる。神父は戦うことはできないが革命家は別。

プロシアの大佐の仕切りで、5人のフランス人女性を招いての夕食会が城で開催。エリザベスも無理矢理連れていかれる。
エリザベスが強制されたパートナーは、アイラック中尉|д゚)!!

フランスが貶められたことが許せないエリザベスは思い余って中尉を刺殺!

革命家はドイツ国境近くでのゲリラ活動に参加するために去っていく。
神父はエリザベスをかばうために鐘を鳴らそうと決意。エリザベスも納得するのだった。

そして、
中尉の葬列の為に鐘は鳴るのだった。
ここで鳴らすんかい(;-ω-)ウソヤロ...

唐突にTHE END。
中途半端にTHE END。
まさかここでTHE ENDとは...
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