このレビューはネタバレを含みます
初期のウェス作品。音楽も,映像も,素敵ですね。ワクワクします。
一年通して,マックスの青春と成長が描かれます。
賢く、行動力もずば抜けているのに勉強は苦手。同級生の友は居ない。
(周りにいるのは低学年の子)
恋をするのもだいぶ年上。
お母さんが亡くなってる事も、劇中そんなに語られることはないものの、心のどこかで母親像を求めているんだろう、クロス先生はそのことを理解しているようにも思える。
ただ、やってる事はストーカーなんだよ…
別にクロス先生水族館求めてないから!!
嘘も飄々とつく彼が、ラストにかけて成長していくことが見れたのは微笑ましい。
この不器用過ぎる賢い子は、恋人よりも必要なのは友でしたね。
犬猿の仲のブルームの息子がマックスの作品に出てくれる件は良いなぁ。
ビル・マーレイもジェイソン・シュワルツマンも最高。
なんだろう,この味は。誰も代わりになれない唯一無二感が癖になる。