YAZ

東京の孤独のYAZのレビュー・感想・評価

東京の孤独(1959年製作の映画)
4.0
小林旭と芦川いづみの観る

珍しいプロ野球映画
東京本拠地の強豪ディッパーズの
入団テスト受ける未完の大器猿丸
が旭で監督の義妹がいづみ様で
ライバルが宍戸錠

これは面白い
お気楽な娯楽映画だろうと甘く見てたら
野球界の表と裏をワンシーズン通して
たっぷりと

ドラフト無く何でもアリの時代。
金に困ってる母親まで巻き込んでの猿丸
争奪戦のシナリオ書いてるのは西村晃
演じる欲深そうなスポーツ記者
ディッパーズのライバルチームも加わり
一騒動に猿丸はどこへが序盤の見所

チーム内事情も
優勝目指すディッパーズ監督は補強費
渋りそれでも優勝だぞのオーナーと対立。
オーナー子飼いの二軍監督は後釜狙う。
くせ者揃いでこちらもオモロイです

監督の奥様の妹いづみ様は元気ハツラツ
なスチュワーデスで入団テスト後行方
不明となる猿丸の行方を偶然知り義兄の
チームに入団するよう説得するが。。。
全編に渡り登場シーン多く旭と錠さんに
言い寄られのモテモテで二人との約束が
彼らのモチベーションにもなり大活躍で
あります

変ったタイトルの謎がシーズンオフに
明らかになりなるほどね~です
大坂志郎演じる監督は相談相手もなく
内にも敵アリで孤独だよねという話
選手から監督からファンから記者から
と盛りだくさんで楽しい映画でした
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