ナイフはともかく、レンガで殴るのがイギリス式らしい(本当かよ)。冒頭部分のみサイレント手法を使っており、最初はえっこれサイレント映画なの?と不意討ちを食らったがサイレントとトーキーが混じった珍しい作風。それもそのはず。もともとはサイレント映画として作ったものをトーキーとして撮り直したらしい。それにしてもロングコートと帽子の組み合わせが本当にかっこいい。定番だけど観ていてしびれる。もう煙草を吹かしてるだけで黄色い悲鳴が出ちゃうよ・・・。
刑事が思い人のために事件を揉み消そうとするシチュエーションは『サボタージュ』に通じるものがあるな。