回想シーンでご飯3杯いける

キミとボクの距離の回想シーンでご飯3杯いけるのレビュー・感想・評価

キミとボクの距離(2016年製作の映画)
3.7
アメリカで劇場公開された後、現在はNetflixオリジナル作品としてネット公開されている作品。火星生まれの少年が地球に降り立ち、インターネットで知り合った少女と共に、まだ会った事のない父親を探すしをする物語だ。

主人公の少年を演じるのはエイサ・バターフィールド。子役時代から見ている彼だけど、今の身長はどのぐらいあるのだろう? 重力が弱い宇宙空間で育った人間は背が高くなると言われているけど、本作での彼はまるでそれを立証するかのように背が高く見える。人形のような青い瞳といい、本作の役どころにぴったりだ。

生まれて初めて見る地球に対する驚きや、重力に不慣れな様子を織り交ぜつつ、少女との触れ合いを描いたSF風味のラブストーリーといった趣きで、なかなか新鮮な作品だと思う。少年の視点を表すかのように、地球の風景が美しく描かれているのも印象的だ。