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わが谷は緑なりきのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)
4.0
リチャード・レウェリンが書いたベストセラー小説の映画化。
ジョン・フォード監督が故郷アイルランドへの想いを込め、古き良き時代と家族愛を歌い上げた詩情豊かな名作。
原題:How Green Was My Valley (1941)

物語は、
・モーガン家の末っ子ヒュー(ロディ・マクドウォール)の回想の形で語られる。
・父ギギリム(ドナルド・クリスプ)と5人の兄は全員炭坑夫で、
・母ベス(サラ・オールグッド)、
・姉アンハラッド(モーリン・オハラ)
との暮らしは慎ましくも愛に溢れていた。
しかし、不況、ストライキ、落盤事故、恋とさまざまな出来事が生じ、ある者は亡くなり、ある者は谷を離れていく…。

「父が一家の頭なら、母は心臓(ハート)だった」

「子どもたちがどこか、地図なんかなくても分かるわ。この家の中よ」

「犠牲と献身。それ意外は人生に求めてはいけないんだ。私はその覚悟だが、君にまで…」

「お元気?
あんまり
病気?
心が。目とか、声とか、姉さんみたいに」

・父ドナルド・クリスプ、
・母サラ・オールグッド、
・姉モーリン・オハラ
の外、
・姉と密かに惹かれあう牧師グリュフィード(ウォルター・ピジョン)、
・長兄の嫁ブロンウェン(アンナ・リー)も好演。
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