緑

ハードエイトの緑のネタバレレビュー・内容・結末

ハードエイト(1996年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

拾った若い男を手助けし続ける老紳士が、
実は過去に若い男の父親を殺した
殺し屋だったという話。

老紳士シドニーがただただ恰好いい!
終盤になってシドニーの過去を知る
カジノ内警備員が脅しに来るまで、
シドニーの目的がわからず
本当に聖人かと思いそうになるほど紳士。
脅されて金を渡してちゃんとやり返すときの
相手の家に入ってソファで待つ姿が
半端なく恰好いい‼︎

若い男も嫁になった彼女も警備員も
自分はバカじゃないと思っているバカで、
特に結婚したその日に自主的に売春しに行く
彼女のメンタルが全くわからない。
でもわからないながらに、
そういう人なんだなと納得できてしまう
雰囲気があった。
若い男が老紳士と知り合ったときの
上下のお口の警戒っぷりがおもしろかった。
それ以上に彼女と逃亡する際に
彼女が提案したナイアガラの滝という行き先を
前にも行ったことあるという理由で渋るのは、
緊張感なさすぎで笑いを堪えきれなかった。
警備員は命知らず過ぎ。
殺し屋脅して何も起きずに
そのまま生きられると
何故思えるのか謎すぎる。

初PTA。
他作品も観る予定で期待値上がった。
緑