PTAの長編デビュー作
オープニング、シドニーの現れ方がかっこよくて、再びあの古びたコーヒーショップでのラストに繋がる、もうそれだけでこの映画、好き。
フィリップ・シーモア・ホフマン本作でもむっちゃ…
序盤のカジノ指南が好み。
シドニーが渋かっこいいのは間違いない。ただ、渋かっこいいを追求しすぎて、脚本、人物設計にちょっとクサさを感じてしまった。
シドニーがマフィアであったことを予感させる演出が…
PTAの作品としては101分と短いけれど、
いつも通り無駄のない進行。
初監督作品から最新作まで親と子、贖罪がテーマになっているのは一貫していて感心した。
ジョンとシドニー、どちらが主人公なのか…
物語の構成に必要な4人の登場人物を充分に活かしきっているなという印象。
PTAの良さは劇伴と脚本にあるなと再確認
カットの繋げ方がPTAらしさの原初を感じる(当たり前だけど)。デカい音で切るのも良し…