ソール・バス監督作品。
人間の創造について探求するドキュメンタリー。
アカデミー賞最優秀短編ドキュメンタリー賞受賞作品。
25分8つのパートに分かれて構成される。どのパートも面白く、笑いの要素もあり、楽しく見れた。ソール・バスは接写が多いと感じた。画としての面白さや編集の具合で飽きさせない。
第1パートの『体系』の、人類の歴史を塔を登っていく感じで追っていくアニメーションがすごい。可愛らしく、皮肉も入ったユーモアも混じって楽しめた。この皮肉も入ったユーモアは他のパートでも見られた。
パート4『判断』の、芸術家が、人々の批判にショックを受ける様を、銃に撃たれたように演出しているのも笑えた。
パート5『寓話』のピンポン玉の話のユーモア。
面白いだけじゃなく、頭で考えさせる良作ドキュメンタリー。