どーもキューブ

マン・オブ・スティールのどーもキューブのレビュー・感想・評価

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)
4.0
ザックミーツノーランのスーパーマンビギン


ワーナーブラザーズ、レジェンダリーピクチャーズ提供。製作、脚本クリストファーノーランほか。音楽ハンスジマー。監督ザックスナイダー。



一大ヒーロー物として80年代席巻してきた「スーパーマン」

マーロンブランドンを巻き込み、ジョンウィリアムスのあの有名テーマ曲の「スーパーマン」

テッド将軍のガラスが割れて、地球で対決のリチャードレスター監督「スーパーマン3冒険編」

巨大コンピューターに巻き込まれるロボコン対スーパーマン「スーパ-マン4電子の要塞」

キャストも監督も変わり、ガラリとかわり、敵も最強に見えてむしろ、ちゃっちくなった「スーパーマン5最強の敵」


公開前チラシも二種類あり。ニュースから今度のスーパーマンリメイクが、ザックスナイダーに決定とのニュース。

お気に入りの監督のザックスナイダー。

予告を見るとなんだか真面目なスーパーマンの趣。
チラシからおすぎの絶賛コメント。
レジェンダリー、ノーラン提供からか?キャストにダイアンレインとかケビンコスナーとかニンマリゲストに期待。

去年からずーーーっと楽しみにしていた本作。初日一番。ほぼ席の皆様と勿論2D鑑賞してまいりました。



冒頭のワーナーブラザーズのロゴ、それを包み込むレジェンダリーピクチャーのロゴからの迷い込んだ世界は、ノーランの製作会社シンコピーのロゴ。素晴らしいクレジットジャブから一気に140分強魅せられます。最初からすっかり新しさに包み込まれていきます。

80年代の元祖旧作のトリロジー版のような、

ユーモア、一切ありません。クスクス程度はあり。ご了承ください。

日本人のようにある意味

まじめに作った
re-makeした
再び新しくしたスーパーマンビギン誕生です。

ですが、旧作ご存知じゃない方は、ぜひリチャードドナー監督「スーパーマン」
リチャ-ドレスター監督「スーパーマン?」予習するといいでしょう。ぜひ。

怒涛の超速度飛行のザックカッツと過去現在をバックアンドフォースする素晴らしい回想シーンのはさみ見込みによりスーパーマンが出来上がっていきます。

クラークケントが成長しています。

主役のヘンリー・カヴィル人気上がりそうですね。すんごいマッチョでびっくりしましたが、、、。悲しきダブルピアレンツに挟まれ、飛ばされ、ぶつけられ主人公を好演。必見。

冒頭から「グラジエーター」のようなコスチュームダッドを決め込んだ虎のような顔つきのラッセル・クロウ

エイミーアダムスも超速取材力でクラークケントと出会い、戦うヒロイン記者になっております。

そして涙ポイントのスペシャルゲスト

まさしく80年代を牽引し、色つかせたケヴィンコスナーの農業親父ぶりに。皺に涙しました、必見(涙1回)

これまた、コッポラの「アウトサイダー」でヒロイックな生意気さで登場し、「甘く危険な香り」でセクシー路線に突入し、いまや本作のおかあちゃん役でノーメイクと皺に余計にいい女性ぶりに涙したダイアンレイン、こちらも必見(涙2回)

ザック監督は、本作をとるために、まるで「ウォッチメン」でアメコミヒーローVFXを吸収して、「ガフールの伝説」で化け物CG演出を学び撮った物を

本作にすべてぶち込んでいる気概を感じましたね。

まあ、まあ、まあ

はやいこと

はやいこと。格闘シーンの素晴らしき超速ザックカッツ、中盤から必見でございます!

さながら「ドラゴンボールZ」の戦いかよみたいな、壁にドーン50連発CG噴射を見逃すなっ!
リチャードレスター監督の「スーパーマン2」を意識している戦闘シーンを彷彿させてくれましたね。

ドッカン、バッキン、こする、はねる、受け止める、ガチなぐる、飛ばす、光線する、地球を破壊する。大丈夫巻き込まれた人(笑)のような戦闘シーンすごいです。

あと、もう「マトリックス」経済効果から大男になった、お気に入り俳優ローレンス・フィッシュバーンも締めてくれます。

旧作の描き不足を余すところなく、しっかり語りつくした新しいスーパーマンでございました。クラークケント誕生までぜひ超速いスピードと、ボコボコの破壊をお楽しみください。

スナイダーとノーランが手を組み、オリジナルに誠実な(漫画原作しらないけど、忠実そう。)まじめなスーパ-マンビギン。続編が楽しみだなーー。作ってほしいです。




さて
あらたな超速スーパーマン
鋼鉄の男が見せる

クリプトン星崩壊杯、スーパーマン対ゾット将軍

スナイーダーミーツノーラン、スーパーマンビギン

ぜひ往年のスーパーマンファンの皆様

アメコミファンの皆様おすすめです。
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