中盤まで自分の理解力が乏しいからか散らかりすぎて難しいなと思ったんですけど、やっぱりパク・チャヌクは奇才ですわ...!!
神父という人間時は性的衝動を抑えるソン・ガンホに、夫と姑の犬である人間時は渇きに渇ききってるみすぼらしいキム・オクビン。
こいつらが人間らしく解放されて渇きが潤うのが非人間になったときっつうのが逆説的というか皮肉めいてるというかまあとにかくしゅごい。
んでもってエロいんだなあ、パク・チャヌクの変態性はここでも遺憾無く発揮されておる。
あと美術ね、惚れ惚れするほどの青。パンツまで青。
あとは白に赤い血のコントラスト、センスいいなあ〜。
しかし女よ、キム・オクビン。
あんなに死んだようなモブかな?って暗黒な雰囲気から映画が進むにつれ可愛く艶やかに様変わりするなんてさすが女優だ。ほれぼれしちゃうわね。
あとはなんといっても心理的なものなんや...!!のシーンのガンウ、全力で草
未だ嘗てあんなセックスシーンを見たことがねえよw
そしてラスト、
...うむ。これはパク・チャヌク様の映画ですわ...
お嬢さんの時も思いましたが音楽も素敵ですよね、堪能いたしました。