ウィリアム・フリードキンを求めて。
シドニー・ルメット監督の同名映画をウィリアム・フリードキンがリメイクした作品。
法廷ものが苦手すぎて、残念ながらこちらは刺さりませんでした。睡眠導入剤としては使えるかも。
少年による父親殺し事件の陪審員として集まった12人。
最初は全員有罪で一致すると思われるが、ひとりが無罪だと主張し始めてやがて周りも意見が揺らぎ始める、、という展開。ロジカルに事実を積み上げて感情論を切り崩していく事に快感を覚える人には向いている映画。
ただ、ずーと同じ部屋でおっさんが話しているだけで退屈なんですよ。。美しい花も街並みもまったくなし。やっぱり映画は視覚で楽しむことができないと物足りないと実感した。