ぶちょおファンク

人生の特等席のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

人生の特等席(2012年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2 中盤★2 終盤★1.5

良い点
◯MLB好きなんでこういうスカウトの題材は舞台裏を覗いているようで楽しい。

残念な点
●草野球で「ぼくはA.ロッドだ!」と言う少年が左打者で少し違和感…。(A.ロッドは右の強打者)
●女性のキャリアと結婚(恋愛)等に関してステレオタイプでベタな展開すぎて普通。
父と娘の軋轢に焦点を絞ったほうが良かったのかも。
●終盤の展開がフリはあったけど早足に詰め込みすぎて浅い。

☆総評
“老い”に対しての序盤の演出等は良く、この問題をどう展開していくのか?を期待してましたが、単なる物語のフックとしてだけ使われているように思えたし、新旧の時代でのやり方、“数字やコンピュータ”対
“実際に見て(聞いて)確かめる”やり方にしても極端(分かりやすい)で、これだけの素材を巧く活かしきった脚本とは思えず至って普通の面白さ。

近年のイーストウッド作品はなかなか良いけど、今作では監督はしてないのでこの程度のクオリティーなんだろう。

2021年39本目(+短編3本)