あおな

華麗なるギャツビーのあおなのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
4.1
女の子は美人でおバカな方が幸せになれるの

みたいなことをヒロイン、デイジーが言ってるんですがあれか、つまりちょっと頭の良いブスに幸せになる術はないと?!笑笑
デイジーの人としての弱さが全ての元凶の様な映画ですが、だからこそ男性っていうのはそういう女性を守りたくなってしまうのかしら?

舞台は、バブルを迎えたニューヨーク。
全てが煌びやかで絢爛豪華、なのに何故か儚さを感じさせる演出に、始まりからすっと心を掴まれました。
ド派手なパーティーも終わりの気配を感じるからこそ余計に美しく見えるのかもしれないですね。
ひょんな事から大富豪ギャッツビーと友人になるニック。 ギャッツビーの初恋の人との再開を手伝うことを申し出ます。
その再開シーンの、レオさまが!!可愛すぎて!笑 どんだけ緊張しているのか!巨万の富を手にしても、初恋の人には奥手と云うのがトキメキですね!
それにしてもギャッツビーはディカプリオの為の役かっていうくらいハマってましたね! 圧倒的な存在感!!見ている人にカリスマを感じさせます。
ニック役のトビーも素敵すぎて。最近の役者さんの中ではかなり好きかも。
ニックは本当にいい奴だったからアル中の治療中っていう設定が痛々しかった。幸せになって欲しかったのになぁ。
デイジーには最後までモヤモヤさせられたけど、流石オースカー映画だけあって衣装は美しかった。。

退廃的な美しさと、切なさ、女の狡さと男の純粋さが交錯するはなしでした。
あおな

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