レイチェルワイズ好きには堪らない。
『ドリームハウス』。
ダニエルクレイグがボンドではないホラーサスペンス。
家に棲みつく悪霊系か、それをなぞらえる猟奇殺人系か、どちらかな？と思って観ていたらどっちでもなかった。なかなか斬新な切り口な気がする。
途中、何度か「はい？」って言う事が起きるが、それが良い感じで回収されていく。
言うならば、最後ではなく、劇中結構前半から中盤にかけてどんでん返しをしてくる。
しかも、何度も。
ナオミワッツも何か最初から何かを言いたげだし、向かいに住んでるナオミワッツ一家の親権がどうとか「それ関係ある？」とか思ってたら関係あんのかよ！みたいな。
ダニエルクレイグの周りも何か最初から違和感出てるし。
真相がだんだんと彼の中で整理されてくると色んなことが変わる。その変化がなかなか変化球。
一家惨殺という凄惨な事件が起きたことは間違い無いが、それが誰が誰を、、、？と。
そして、全ての真相と彼が“見えてる”すべてを理解した時。これが何かスゴく良い話と言うか、暖かさを感じた。
あんまり説明とか予兆がなくガンガンひっくり返してくる展開はなかなか面白かった。
そして、レイチェルワイズが綺麗だった。
そして、悲しい事件がベースだけど、暖かい話でもあった。
そして、そこには愛があった。
