レイチェル

アステロイド・シティのレイチェルのレビュー・感想・評価

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)
5.0
大好きなウェス・アンダーソン作品は本作も唯一無二の世界観。まるで美しい『動く絵本』のよう。

冒頭のシーンから、お得意のシンメトリーの構図がどこを切り取っても絵画のように完璧。細部まで丁寧に作り込んで職人気質を感じる。ウェスウェスしている!

場面の進み方も奥から手前に引いたり、横に流れる時も奥行きを感じるのがすごく好き。

ウェスの初期作品から常連のジェイソン・シュワルツマンとトム・ハンクスが電話で会話する時の二画面も大好き。不思議な間合いと台詞のズレと重なりが絶妙。

今回、ジェイソン・シュワルツマンについて熱く語りたい点がひとつ。彼はタリア・シャイアの息子さんなのね!ロッキーの妻のエイドリアンの!
つまりはコッポラファミリーなのね!

…エイドリアン繋がりで(?)本作には大好きなエイドリアン・ブロディもいて豪華。スカヨハとマーゴット・ロビーも美女共演で最高。綺麗!綺麗!

ティルダ様も変な役(ヒッケン・ルーパー博士)だけど美しさを隠しきれず素敵。

エドワード・ノートンやウィレム・デフォー、キャストが豪華すぎて嬉し泣き。マット・ディロンまで!

宇宙人も可愛らしい動きで最高。また来たかと思ったら、アレ、返すの?要らなかったの?

天才子役たちの名詞をどんどん足していく遊びも楽しい!彼らなら永遠にできそう。

子役の三姉妹が生意気で可愛すぎるし、全部全部大好きな作品。大好きすぎて長文失礼しました。
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