山本Q

パフューム ある人殺しの物語の山本Qのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

みようみようと思って後回しにしてた映画をみるDay

ちょいちょい名前は出るしベンウィショーだし。
パッケージが濃厚そうなので時間に余裕がある時にしようと思ってたら後伸ばしになってしまった。



思っていた感じと全然違った。


※「高評価は見る前の敷居が高くなって楽しめない問題」回避のためのネタバレ設定です。

こんな高級感溢れるど天然変態匂いフェチサイコパスストーカー殺人鬼映画なんて見たことない。

これは素晴らしい。
フェチズムがテーマだけあって画面もディテールや質感のシズルが濃厚でまさに匂い立ってくるみたい。

ベンウィショー目当てで見たけど、それどころじゃないくらい面白かった。
高慢で狡くて器の小さな人間があんなにハマるなんて、今まで見た中で一番いいダスティンホフマンだった。そしてやっぱりアランリックマン。動いて喋ってるだけで悲しくなる。これだけフェテッシュを取り揃えて彼のベルベットボイスを外すわけがない。もう声フェチにも大サービス。
ベンウィショーはもとより主要キャストが鼻のサイズ基準で選ばれてるような気がするけど気のせい?

冒頭の見せ方から半端ない感を漂わせていたけど、全編抜かりなし。上手いし面白い。
山本Q

山本Q