Rosso

レ・ミゼラブルのRossoのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
4.4
新年初映画は2度目の視聴になるレミゼです。
これ劇場行きました、まだ映画沼にハマる全然前の大学1年の頃(2013年1月の模様)にこれだけは絶対観たくて一人で行ったなあ〜。

当時のティーンエイジャーのワイは、ヒュー・ジャックマンとラッセル・クロウの歌唱ハンパねえ〜!民衆の歌格好いい〜! 世界観しゅき〜! みたいな感想だったんやが、改めて見返すと抉られるなあ... 特にラッセル・クロウの生き方に。。。

執着しすぎやろ とか 嫌なやつ とか そう捉えられてしまわれがちやろが、彼もこの時代及び国の被害者だよな〜
法に忠実が正義と信じずに一体どうしろと。
彼にとってのラストシーンの歌唱が全てでした。ああ...。

ヒュー様演じるジャン・バルジャンの教会爺の善意で得た自由に対するその後の生き方・身の振り方っつうのかな、これも濡れますね。
愛に生きる か〜。
言ってみてえなあ、余生で彼の如く“生き方覚醒”なんて僕できるのかな...

いつだかに守るものがある人と失うものがない人はどっちが強い?みたいな企画をTVで観たが、
そもそも直接比べる土俵でないとはいえ、総合的に踏まえると守るものがある人の方が人間力は勝るなと、今作を見てもしみじみ感じました。


うむ、真面目に語ってしまったのでいつものテンションに切り替えるとコゼットちゃんは幼女時代も少女時代もドストライクです。
幼女形態時の歌うまピッチ完璧さは逸材やろ、源氏物語並みに匿って寵愛してえ〜〜〜

あと驚いたのがマリウス役が今ファンタビで主演張ってるエディ・レッドメインくんだった。

当時読み取れなかった様々な気づきと刺さりを得られたんや、
150分超も体感あっという間、見返して本当に良かった...!!
Rosso

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