Wilhelm

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日のWilhelmのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映像がとても綺麗で幻想的。
でもその理由は話の最後にわかる、、、

結末まで、話の意味はわからないがとても綺麗な映画だと思いました。
最後にパイが話したストーリーでやっとこの映画の意味が少しわかりました。

多分とても難しくて、解釈がたくさんある映画だと思うのですが、私はパイが最後に話したもう一つのストーリーが真実で、動物たちの綺麗な話は作り話だったのだとおもいます。

実際はとても生々しくて恐ろしい話。なぜそれを作り話にしたのか、結局トラは何だったのか、自分の理解が追いつかないままでした。

人間の醜い姿や、困難に立ち向かい強く生きる姿、自然の力の偉大さを感じさせてくれる壮大なストーリーでした。人間はそんなに美しくないし、強くもない。自然に翻弄される弱い存在なのだと感じます。
見た時の状況によって感じ取るものが違ってきそうなので、何回も見たいと思います。
Wilhelm

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