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ムーンライズ・キングダムのkouseiのレビュー・感想・評価

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)
3.0
2人の子供が駆け落ちした話。
ウェス・アンダーソン監督作品

大人の駆け落ちは"波乱"なイメージですが、こっち(子供)の駆け落ちは、別の意味で波乱!
子供が想像するような、アドベンチャー&ファンタジーで、ロマンチックな恋が描かれています。

おもちゃのようなミニチュア感とウェス・アンダーソン独特の世界観。
ボーイスカウトの子供達、サムとスージー、親や警部。全てのキャラクターが愛おしい!
エドワード・ノートン演じるウォード隊長は、最初ポンコツで無能っぽいけど後半活躍するといった、ベタな展開を繰り広げますが、つい熱くなってしまう魅力がありました!

矢が飛んでいく描写や炎の描写がチープだけど、そこが逆にいい味を出していてクセになる。
一つ残念な点を挙げると、笑いどころが無かった。微笑ましくなる展開は沢山あったけど、しっかり笑ったシーンは無かったですね。

子供ながらに物凄い経験をしたサムとスージーは、どのように成長していくのか…
この後が凄い気になる。
まだ観てない方はぜひ!
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