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ムーンライズ・キングダムのhikapiのネタバレレビュー・内容・結末

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

出ましたウェス・アンダーソン監督の独特な世界。この人とティム・バートンは洋画界の中でもスタイルや匂いみたいなのが作風からわかるので、監督が誰かわからなくても予告段階から「おっ、この監督ってもしかして…」と予見することができる奇妙な2人ですね。

ボーイスカウトの男の子と、その訓練中で出会った女の子が突如駆け落ちを敢行、ボーイスカウトのリーダーやらその付近の周りの人やらが捜索に乗り出す、みたいなお話だった気がする。何分結構前に観たのと、正直あんまり心に刺さらなかったのとで記憶の内にシーンが微量でしか残ってない…。

グランドブダペストホテルもそうなんだけど、どこかコミカルでストップ、人間が出てきているはずなのにどこか無機質さを感じる演出で物語は進行していく。私はとにもかくにも躍動感溢れる映像や、誰が見てもここは山場もしくはオチ!みたいな単純明快な演出に心奪われる思考回路をしているので、どうにもグランドブダペストホテルしかりこの作品も集中してみることができなかった。覚えているのは、ボーイスカウトの隊長?が班員の数を数えているシーンと、男の子と女の子が最後になんやかんやよかったよかったとなる所くらいである。


いつかグランドブダペストホテルと本作を見返して、この2つかつウェス・アンダーソン監督を熱烈にレビューしている方の意見を拝見し、考え直してみようと思う。
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