romio

王になった男のromioのレビュー・感想・評価

王になった男(2012年製作の映画)
3.0
目が目が!とくにその左目は人間のそれを超えていた!
王とその影武者の二役を演じたイビョンホンの演技は相当なもの。
それだけでも見る価値あり!

冷酷な王様が宮廷内の陰謀やらで影武者を用意することに、そしてその影武者が王のいない間、王のふりをして表舞台に立つというストーリー。
卑賤な影武者が、欲に囚われている宮廷内で正しいものは正しい、悪いものは悪いと思い考え、何も分からない状態から徐々に成長していく様子は見ていて可笑しくもあり楽しい、そして真の王へと変わっていく。
ここらへんの演技はまさにイビョンホン様!!

その演技を見るというところは面白かったが、長さの割に内容がそこまでであったため、途中やや退屈に感じてしまった。
側室との恋愛模様などは個人的には本当に無駄であった。そこからなにか踏み出すものであればよかったが何もなかったので。
終わり方もなんのこんちゃらと終っていった印象はぬぐえない。
ので点数は3点で。
romio

romio