ロビン

EVA エヴァのロビンのレビュー・感想・評価

EVA エヴァ(2011年製作の映画)
3.5
「目を閉じたら何が見える?」

数年ぶりに再鑑賞。
スペインのSF映画だけれど、雪景色のせいか北欧の雰囲気が漂っている。
スペインってあまり雪のイメージがないんだけれど、あえて雪の降る場所を舞台にしてるのも面白い。
近未来とノスタルジーが共存してるような描写がユニークで不思議な世界観の作品。

真っ白い雪化粧の風景の中、10歳の少女エヴァの赤いコートが映え過ぎていて目を奪われる。
このエヴァの赤いコートは「シンドラーのリスト」をちょっぴり想起させられた。
またエヴァ役のクラウディア・ヴェガの10歳にして男を手のひらで転がすかのような色気は「レオン」のナタリー・ポートマンを彷彿とさせる。

それとマックスを演じるルイス・オマール。
物凄くアンドロイドっぽい。
感情レベル6と8の使い分けも良い〜笑

個人的にツボだったのが未来を描いてる割に何故か車が全然未来車っぽくないところに変なこだわりを感じる。
そしてあんなアンドロイドがいる世の中なのに、アンドロイドやロボット以外のモノは現在とほとんど変わっていないという不思議な世界観が面白い。
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