レオピン

テッドのレオピンのレビュー・感想・評価

テッド(2012年製作の映画)
3.6
フラッシュ・ゴードン(サム・ジョーンズ)にコークを誘われたときの二人の素のリアクションがウケるw

昔有名人だったテッドもすっかり「あの人は今」的な存在。一時はセレブとして見られていたけれど、もはやアーノルド坊やと似たような境遇。

この映画、懐かしの80年代ものとしても楽しめた。向こうのサブカルの中心ってやっぱり映画なんだな。
『ナイトライダー』に『チアーズ』、コンサートで歌う『007 オクトパシー』とかナイフ遊びの『エイリアン2』とか。

そういや設定が少し『ショーン・オブ・ザ・デッド』にも似てる。サイモン・ペグも確かレンタカー屋で働いてたんじゃなかったっけ。テッドはニック・フロストだ。ゾンビになっても物置小屋で一緒に暮らしましたとさっていうのと、テッドと彼女と三人で暮らしましたとさっていう終わり方もそっくり。

監督のセス・マクファーレンは『ザ・シンプソンズ』の影響がモロに感じられる毒のあるアニメ『ファミリー・ガイ』で有名。『サウスパーク』のトレイ・パーカー、マット・ストーンの二人からは超嫌われているという。
確かにデリヘル嬢が部屋に〇〇コしてラりってるところなんか笑いのとり方が気になる。イヤな上司の死因にルー・ゲーリック病(ALS)を持ってくるところもちょっとそこは笑えない線だ。

おいセス、そういうとこやぞ!

(2019.7)
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